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【本】社会人になって読み返した『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』(あらすじ・感想)

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私にとってのバイブルについて書く。

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)

 

 

 

本との出会い 

就活前の大学生 4年生の時にこの本と出会った。この本の素晴らしさに感銘を受けて、友達の誕生日プレゼントとしてこの本を贈ったこともある。

 

学生時代、周りにはゼミ活動・サークル活動と人と関わることを厭わない反面、ある意味「閉鎖的」な団体で、自分の環境を変えたがらない人が多かった。一方で私は、周りのことは気にせずに、付き合いたい人とだけ付き合い、言いたいことを言って、やりたいことだけをしていたので、大多数の人と比べると少し浮いていた気がする。

 

そして「大部分の人との違い」が全く気にならない訳ではなかった。そんな中でこの本と出会い、自分の考え方が応援されているようでとても嬉しく思った記憶がある。「今までの行動は間違っていなかったんだ。こんな生き方もアリなんだ!」と。

 

あらすじ

「~を捨てる」というタイトルで50個の捨てるべきものが書かれている。

 

今回読み返して付箋をしたページを紹介する。

Chapter:2 14 ToDoを捨てる

大切にすべきはToDoリストではなく、"やりたいことリスト"。

あなたの自由を奪う"やるべきこと"は自分の外側で勝手に増えていくが、人生を解放してくれる"やりたいこと"は自分の内側から生み出すしかないからだ。

それは小さい声だから、聞こえたらすぐにメモを取る。

引用元:自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと  p.71

 Chapter:2 14「ToDoを捨てる」のうちのほんの一部を抜粋したが、この数行だけでガツンとハートに届くものがある。「やるべきこと」と自分が思い込んでしまっていることは意外に多くないか。

人に誘われてしまったから、一度やると言ってしまったから、みんなやってるから、だってやらなきゃいけないことだから・・・

やるべきことを適当に書き出して、改めて見てほしい。「これはひょっとするとやらなくても良いかも。何でやるべきだと思っていたのか。」と思えるものが浮かぶようであれば、思い切って捨ててみれば良い。そして「やるべきこと」によって奪われていた時間を「やりたいこと」に回す。

 

こういった調子で普段の生活を振り返るきっかけとなるメッセージが50種類もある。前述の通り全て「~を捨てる」というメッセージは私たちが「要らないと思っているのに、なかなか捨てられないもの」たちを色んな角度から「~を捨てろ」「~を捨てろ」と言ってくれるので、心強い。

 

読み返して思うこと

久しぶりにこの本を読み返してみると、この本と出会った「大学生」の時と比べて、「社会人」となった今では、知らぬ間に無駄な色んなものを背負っていることに気付いた。

社会人になってからは「社会人らしく振舞わなきゃ」と思い、仕事で必要だからと思い込み本当は興味のない人と話すようになったし、更には先輩・上司の顔色をうかがってばかりで、心の底では「それはAだと思う」と言いたいところを「Bだと思います」と言ったり、やりたいと思っていない、むしろ組織にとっても不要なのではないかと思うことでさえも、「組織人としてはこれは必要なものなんだ」と自分を欺いて〜するべきと思うようになっていた。

 

だからこそ、学生時代の何も周りを気にせず過ごしていた自分(=素の自分)が共感したこの本を読み返して「~を捨てる」について改めて考えることは大切だった。

「社会人だから~するべき」は全て幻想で、思い込んでいるものが多い。

自分の心に耳を傾けて「不要なもの」は勇気をもって思い切って捨てようと思った。

 

「自分」を取り戻すべく、少しずつ行動していて今のところ順調だ。 

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「世間話」が苦痛すぎるので「偽善者」は卒業します。

こうして、「やるべきこと」を上手く捨て始めたからこそ「やりたいこと(ブログ・統計)」に良い感じでコミットできているのではないかと感じ、この本には感謝している。

 

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと

 

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